浜松のジムで教えている炭水化物


このページではジムで教えている3大栄養素のひとつ炭水化物について書いてみます。
近年炭水化物制限ダイエットが流行っています。
しかし極端な制限は短期的なダイエット効果があるかもしれませんが、健康被害に繋がってしまう可能性も高いのです。
それでは少しずつ読み進めてみましょう。
◆ジムで教える炭水化物とは?
一言で言うと、脳みその”ごはん”。疲れた時やお腹が空いたときにすぐさま、カラダにエネルギーを送る働きをします。
なので疲れた時やお腹が空いてグーグー鳴っている時に甘い飲み物や食べ物を摂取するとすぐにお腹の音が止まるのも、炭水化物がすぐにエネルギーに変わるからと言われています。
◆炭水化物は1日どれくらい摂ればいいの?
厚生労働省の指針では、1日の総摂取エネルギーのうち、60%程度にとどめるべきとなっています。
目安としては50~70%ととして、週の平均値を抑えていくと良いでしょう。
ちなみに何gなのか?という質問もありますが、その人の体型やその日の運動量によっても左右されるので、
一概にあなたは〇〇gにしましょうとは言えないのが現状です。
ただし、一般的に言われている低炭水化物ダイエットは1食あたり20g前後、1日トータル60~150g程度に炭水化物をセーブしていることが多いようです。
◆炭水化物が不足すると?
炭水化物は脳みそのごはんでもあるように、不足すると集中力・判断力などが低下してしまいます。
簡単に言えば炭水化物が不足すると”頭が働かない”ということなります。
◆炭水化物を摂りすぎると?
米やパンだけでなく、お菓子にもたくさん含まれている炭水化物。食べやすく、おいしいため食べ過ぎてしまいがち。
脳みそのごはんと言っても摂りすぎれば余ります。
そして悲しいことに余った炭水化物は”脂肪”として体内に溜まり、肥満の原因になってしまいます。
◆炭水化物が含まれる食材は?
①砂糖、はちみつ
②お菓子類(あめ、チョコなど)
③穀類(お米、パン、うどん、そばなど)
④いも類(さつまいも、じゃがいもなど)
⑤果物類(バナナ、ぶどうなど)
◆食材100gあたりに含まれる炭水化物量一覧(目安)
砂糖:約100g
はちみつ:約80g
お米:約77g
パン(食パン):約47g
うどん:約57g
そば:約55g
さつまいも:約32g
じゃがいも:約18g
バナナ:約23g(2/3は食物繊維)
ぶどう:約16g
◆炭水化物と一緒に摂るべき栄養素
答えはビタミンB1。炭水化物をエネルギーに変えるにはビタミンB1が必要と言われています。
ダイエットにもビタミンB1は欠かせないということになりますね。