浜松のジムで教える食事について
ダイエットやボディメイクを
成功させるにはジムでの
トレーニングだけでなく、
食事の見直しも必須です。
でも当ジムの方針は
極端な食事制限をNG。
理由はたった一つ。
世の中に
不要な栄養素はないから。
では少しずつひも解いて
学んでいきましょう。
◆当ジムの栄養に対する考え方。
偏った食事制限は一時のダイエットやボディメイクには役立つかもしれません。
しかし長期的な健康美を求めた場合、極端な食事制限はかえって逆効果になってしまうことも多いと思います。
そのためこのサイトを通じて栄養素について勉強してみましょう。
基礎知識をつけた上で過剰に摂り過ぎているのは減らし、逆に不足している物は摂取を増やす必要があります。
もう闇雲に炭水化物だけを制限したり、サプリだけに頼るのは止めましょう。
ではまずはこのページでカロリーについて学び、その他の細かな栄養素についても少しずつ学んでいきましょう。
◆ジムで教えるカロリーとは?
「カロリー」とはエネルギーの単位です。
1ℓの水の温度を1℃上げるために必要なエネルギーが1kcalです。
1ml(1cc:小さじ1/5杯分)の水の温度を1℃上げるのは1calです。
ってピンときませんよね^^;
簡単に言うと電化製品が動かすうためには電気エネルギーが必要なのと同じで、
人間も生きていく為に常にエネルギー(カロリー)というものが必要となります。
そして人間のエネルギー源は、「食糧」になります。
◆ジムで教えるカロリーと体脂肪の関係とは?
例えば500kcalのエネルギーを持つ食べ物を食べるとします。
極端な話、運動で500kcalのエネルギーを消費すれば体の中には残りません。
しかし食べたエネルギーを全て消費しきれずエネルギーが余って残った場合、
そのエネルギーは「脂肪」という形に変わり、からだに貯蔵されると言われています。
◆脂肪1kgを消費するには???
当ジムにダイエット目的で通われている会員様からよくある質問で、
脂肪1kg(1,000g)を落とすためにはどれくらいのカロリーを消費する必要があるのか?というものがあります。
結論は約7200kcalです。
内訳としては脂肪1gは9kcalなので、1kgの脂肪を消費するには9000kcalのカロリーが必要かといえばそうではありません。
人間の脂肪は「脂肪細胞」として蓄えられているので、全てが純粋な脂肪というわけではなく、脂肪細胞の約8割は脂質(あぶらの塊)ですが、残り2割ほどは水分や細胞を形成するさまざまな物質で構成されています。
これを踏まえて計算すると脂肪1kgを消費するのに必要なエネルギー(カロリー)は、9kcal×1000g×80%=約7200kcal 程ということになります。
つまり、単純計算で1カ月で1kgの脂肪を減らすために消費すべきエネルギーは、7200÷30=240kcalとなり1日あたり240kcalになります。毎日240kcal分のエネルギーを多く消費する、もしくは摂取を抑えられれば1カ月で1kgの脂肪を減らすことが出来るのです。
ちなみに240kcalはご飯3口(150g)程度ですので、3食お米を食べる人は一食当たり、一口減らすだけで体重が1㎏減る計算になります。
また運動で消費する場合の目安は体重60㎏の人の場合、ジョギング4㎞ということになります。
(ジョギング1㎞あたり自分の体重分のカロリー消費と言われています。)
◆脂肪1kgを減らした時の見た目の変化は?
よく当ジムの会員様からエネルギーを7,200kcal消費しても、減らせる脂肪が1kgでは物足りないと言われます。
正直な話、元々が太り過ぎている方は3~5㎏ぐらい減量しないと周囲の人に痩せた事に気付いてもらえないケースが多いです。
例えば160㎝50㎏から48㎏でも体型の大きな変化を感じますが、160㎝90㎏から88㎏に減量しても誤差のようにも感じてしまうかもしれません。でも実際、見た目は大きく変化しています。
統計的に1㎏の減量によって、標準的な体格の男性でウエストが1cm減る程度の変化が起きると言われてます。
脂肪は密度が低く、重さの割に体積が大きいためであり、それだけの体積がからだから削ぎ落とされますので重さの感覚以上に見た目には引き締まるはずです。
カロリーを意識しながら食生活を見直したり、ウエスト等の変化を数値化する事は計画的に体重をコントロールする事が出来ます。
こういった「エネルギー収支」の意識を持つだけで、毎日の生活にちょっとした違いが生まれてきます。
摂取カロリーと消費カロリーのバランスをとる事が健康的な生活習慣やダイエットなどのボディメイクに繋がると近道です。
では次は以下のリンクから各栄養素の役割や1日の摂取量、不足したり過剰摂取したらどうなってしまうのかを学んでいきましょう。
9大栄養素