浜松|パーソナルジムで教えている無機質(ミネラル)とダイエットの関係性
このページではパーソナルジムで教えている3大栄養素に加えて、5大栄養素のひとつである無機質(ミネラル)について書いていきます。
鉱物という意味のミネラル。どんな働きがありダイエットとの関係性はあるのでしょうか?では細かくみていきましょう。
◆パーソナルジムで教えている無機質(ミネラル)とは?
実は無機質とは食事でしか摂る事の出来ない栄養素です。
主要ミネラルはカルシウム、リン、カリウム、硫黄、塩素、ナトリウム、マグネシウムで、
微量ミネラルは鉄、亜鉛、銅、マンガン、クロム、ヨウ素、セレン、モリブデン、コバルトです。
これら必須ミネラルのうち、塩素、硫黄、コバルト以外の13種類については、「日本人の食事摂取基準(2020年版)」で摂取量の指標が定められています。数が多いのでこのページではまずカルシウムについて記載していきます。
◆パーソナルジムで教えているカルシウムとは?
カルシウムは骨や歯の材料。人間のカラダにあるミネラルの量で一番多いと言われており大人で約1㎏もあるそうです
さらに骨や歯の材料となるだけでなく、血管の壁を厚くしたり、血圧を下げる作用もあります。
◆カルシウム-1日の摂取目安は?
カルシウムは1日に必要なカルシウムの摂取量は650mg。
しかし実際は男性で1日平均520mg、女性は489mgしか摂取しておらず、
1日約130~160mg不足していると言われています。
◆カルシウムとダイエットに悪影響!?
虫歯や足がつりやすい・・・といった症状が出る事もあります。
血液の中のカルシウムが少なくなると足りなくなった部分を補おうとし骨から溶け出してしまいます。
溶け出す量が多くなってしまうと結果的に骨が弱くなり、折れやすくなってしまいます。
さらに骨から溶け出したカルシウムが血液中に多くなってしまうとカルシウムが血管にくっついてしまうことも。
そうなってしまうと高血圧や動脈硬化などの生活習慣病に繋がってしまう事もあるので要注意です。
◆カルシウムを摂りすぎてもダイエットに悪影響?
カルシウムの1日の上限値は2300mg。牛乳に置き換えると約2Lになります。
上記の事から、一言で言うと、普通の食生活であればカルシウムを摂りすぎる心配はさほどないと言われています。
ただしサプリなどを併用すると摂りすぎる可能性があります。
万が一、摂りすぎてしまうと高カルシウム血症になることも。
症状としては便秘、下痢、口内の乾燥、ひん尿、頭痛、食欲低下などがありやはり健康的にダイエットをしていく上でカルシウムの摂りすぎは禁物のようです。
◆カルシウムが多く含まれる食材は?
①小魚(ししゃも、にぼしなど)
②牛乳
③乳製品(ヨーグルト、チーズなど)
④モロヘイヤ
⑤小松菜
⑥水菜
⑦ひじき
⑧ごま
◆食材100gあたりに含まれるカルシウム量一覧(目安)
ししゃも:約330mg
にぼし:約2,200mg
牛乳:約110mg
ヨーグルト(全脂無糖):約120mg
チーズ(ナチュラル):約660mg
モロヘイヤ:約260mg
小松菜:約170mg
水菜:約210mg
ひじき:約1,400mg
ごま:約1,200mg
◆カルシウムと一緒に摂るべき栄養素
ビタミンD、ビタミンK、リン、マグネシウムと言われています。
ビタミンD→カルシウムの吸収をサポート。
ビタミンK→カルシウムが骨にくっつくのをサポート、さらにカルシウムが骨から溶け出すのを抑える役割。
リン、マグネシウム→カルシウムと一緒に骨や歯を作ると言われています。
◆参考サイト